これはあくまで夢の中の話。また、最悪 iPhoneが動かなくなる可能性もあるので、良く調べて自己責任で夢をみてください。
CarPlayの機能を拡張するCarbridgeですが、この機能を使う為にはiphoneを脱獄環境にする必要があります。
その中で、iPhoneの脱獄ツールとして有名なのが「checkra1n」と「unc0ver」です。
この二つのツールの違いとios14への対応状況を確認していきたいと思います。
決定的な違いとして、端末が再起動した場合の再入獄
現状iPhoneを脱獄するツールとして主なものに「checkra1n」と「unc0ver」があります。
Carbridgeを使っていく中の使用感として決定的な違いは再起動時に、どのように脱獄状態に戻すかという事です。
「checkra1n」の特徴 (Semi-tethered Jailbreak)
・半紐付き脱獄(Semi-tethered Jailbreak):再起動すると再度脱獄状態に入るために、MacintoshまたはWindows PCで脱獄を行わないといけません。
・ハードウェアのバグを使った脱獄方法でA7~A10デバイス 以下のバージョンに対応しています。
※正式対応はA10までのデバイスです。A11デバイスではパスコードがオフの状態であれば脱獄可能という制限が存在します
iOS12.0 ~ iOS 14.5
iPadOS 13.1 ~ iPadOS 14.5
Windowsでもbootra1nやcheckn1xでUSBにLinux環境を構築しcheckra1nで脱獄可能。
checkra1nに対応しているOSはMacとLinuxの2つのみなので基本的にWindowsでは脱獄する事が出来ません。
しかし、「bootra1n」や「checkn1x」といったツールを使用する事でWindows PCでもUSBメモリ上にcheckra1nを同梱したLinux環境を構築し、脱獄する事が可能となります。
「unc0ver」の特徴 (Semi-untethered Jailbreak)
半紐無し脱獄(Semi-untethered Jailbreak):再起動時に脱獄状態ではなくなるが、iPhone上で再脱獄を行うことができる。
・ソフトウェアのバグを使った脱獄方法で全デバイス、iOS 11.0からiOS 14.3までのバージョンに対応しています。
脱獄ツールと署名
PCを使用しないでiPhoneやiPad単体で脱獄する場合は、Webサイトから脱獄ツールをインストールすることが可能となっています。
しかし、この脱獄方法はApple社によって定期的に取り消されるエンタープライズ証明書を使用します。証明書を取り消されると、脱獄ツールが動作しないことを意味します。
そもそも署名とは?
iPhoneはアプリを起動する際に認証が入ります。
その時の認証のキーの様な存在が署名と考えて良いみたいです。
ストアから手に入れたアプリはその人のAppleIDで自動で署名されます。
しかし、企業が独自に開発したアプリや、個人が開発したアプリは、ストアからのダウンロードでないため、署名がなくiOS上で起動できません。
そこで、起動のために別にAppleに申請して署名をもらいますが、そのように得た署名には、起動できる期間に制限があります。
上記の理由で、「unc0ver」には再起動の際、デバイスのみで再脱獄出来るメリットがありますが、署名の問題があり、それを解決する「自動で再署名をしてくれるアプリ」を導入する必要があります。
「ReProvision」「AltDaemon」は署名の期限切れになる前に、自動で再署名をしてくれるアプリです。
あなたの知らない?脱獄 Jailbreakな世界
メーカー純正のディスプレイオーディオはCarPlay前提の仕様なのに、まともに使おうと思うと不便な事が多く、また社外のナビに変えるのも制限が多く容易では無いという罰ゲームです。
その為のCarbridgeですが、導入するにもデバイスの脱獄(システムの内部設定を変える)しなければならないのでハードルが高めですが、手順通りにやれば出来ない事は無いので興味があって、自己責任の夢が見れる人は自分の参考にしたサイトを参照してみてくださいね。
自分はcheckra1nで脱獄しましたが、冬の寒い日はiPhoneを車の中に置きっぱなしで一夜を越すとバッテリーが寒さで一気に無くなり再起動していることがあるんですよね。
作業は5分もかからないのですが、その度にPCに繋がなければならないのは結構ストレスなので、近いうちにunc0verに乗り換えたいと思っています。
なので、今のCarbridgeを使う環境として、おススメはunc0verです。
それでは良いカーライフを!グッドラック!!
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