オームの法則?なにそれってレベルの40代が一発で第二種電気工事士を独学で合格した方法

資格

結論として、自分は令和3年度の第二種電気工事士の受験を独学で、筆記は98点、実技は公表問題7番を一発合格出来ました。

その際の、自分が受かる為にしていた勉強方法と、購入したものを述べていきます。

第二種電気工事士は国家資格であるという事。国家資格はマグレではまず受からない

よく第二種電気工事士は国家資格の中では難易度は低い部類だといえます。

上記の様な説明を良く見受けられますが、あくまで独学で、電気に触れた事が無い人なら勉強しないで簡単に受かるような資格では無いと思います。

2、3日あれば合格出来る裏技的な話もありますが、電気の知識が一切ない上に40過ぎの自分には到底無理だと思いました。

そもそも、自宅をDIYする為に資格が欲しかったので、一夜漬けで受かった所で実際に作業する際に、どうすれば安全で、何が危険なのか分からない状態では意味が無いので、約3か月程度前から少しづつ勉強を始めました。

また、筆記が受かったとしても、約2か月後には技能試験があります。

こちらも本番の緊張感の中で時間内にミスなく作品を作る必要があり、本職の方以外はそれなりに練習を要すると思います。

しかし、勉強と練習をすれば、必ず受かる資格で、生涯有効な資格となるので興味があるなら、今すぐにでも、試験がいつなのかを確認し動き始めて良いのでは?

生活には必需品な電気なのに、良く分からない事が多い電気、それを勉強することはなかなか楽しかったですよ。

部材を見るだけでワクワクするんですよ

一発合格する為の勉強の仕方

まずね、テキストを開いて机に向かってという概念を捨てましょう。自分が一番活用したものはYouTubeです。

なんなら、テキスト買う前から、受験を決める前から、第二種電気工事士の試験とは、どの様なものなのかをYouTubeで確認していました。

そして自分が見ていた動画は、日本エネルギー管理センターのやさしく学ぶシリーズ

こちらの動画は本当に電気の知識が無くても分かりやすく説明されており、実際の過去問をピックアップして説明付きで解説されていたので本当に助かりました。この動画のおかげで余裕を持って受かったと思います。

勉強の流れとしては

日本エネルギー管理センターのやさしく学ぶシリーズ 動画を見る

テキストでその項目を復習、その単元の問題を解く

ある程度勉強が進んだら、過去問を万全を期すなら10年分、合格点ラインを狙うなら5年分繰り返し説く

これをきっちりやれば、合格間違いなしです。

ただ、やさしく学ぶ「リアクタンス」辺りからは、電気初心者の自分にとっては、優しくなくなってきました。その為、その単元に執着せず、そこを飛ばして、次の単元に進んだり、暗記物の方を先に勉強したりして、モチベーションを保っていました。

また、よく言われているのが、インプットしたものを、アウトプットする能力を付けなければならないという事です。

これは本当にその通りで、動画や、テキストを読んで覚えたつもりになっていても、問題を目の前にすると、全然解けないという事が度々ありました。

その為、過去問をやって間違えたところは、解説をしっかり見てから再度問題を解きましょう。過去問を解説されているサイトは複数ありましたが、自分はほぼこのサイトを活用していました。

独学のオキテ

スマホのアプリにも「第二種電気工事士」と検索すれば、過去問のアプリがあるので出先で時間がある時は、こちらを使用し、また暗記物は、単語ノートを活用しまくりました。

計算問題は捨てても良い?

あと、計算問題を捨てても合格できるから捨てても良いと大々的にうたわれていますが、小心者の自分には無理でした。

試験の最初の7問くらいまで計算問題が並ぶし、ここを捨てる事により、他の問題でカバーしなければ無いので、間違われないプレッシャーったらもうね。

最近の傾向だと、1つの問題に答えを2つ導きださなければ正解にならない問題も出てきています。

実際、数学なんて、何十年もやってない自分でも簡単な公式さえ覚えれば解けましたし。

そして、最初は全然意味わかんないってなっていても、一応動画やテキストを一周してから再度勉強すると理解出来る事も多いですしね。

ただし、もう勉強時間が足りない、間に合わないという場合はこの作戦もありですが、時間があるなら最初から捨てる気でなくても良いと思います。

第二種電気工事士試験合格までにかかった費用

受験費用 9300円(+手数料)

自分はクレジットカードで決済しましたが、287円の事務手数料が加算されて、9,587 円かかりました。


実技試験工具代 12000円 

スタンダードモデルで、周りも全員これ使っていると話には聞いていたので、他の物にしようか考えたのですが、やはり売れているのは理由があると信じて購入。結果、何不自由無く試験に活躍してくれました。


実技試験 練習用部材セット代 19690円

一回分でもケーブルの長さを、少し短く設定して練習すれば、多めに練習できますが、2回分買えば、ほぼ間違い無く合格出来る量の練習は出来ます。あとからホームセンターで探すのも面倒なので自分は2回分買いました。

ただ、リングスリーブをかしめるのが苦手だった為、何度も練習する為に、リングスリーブは買い足しました。

こちらの商品は筆記試験終了後から相場が上がるらしいので、先に購入して自分を追い込むのもアりかと。実際、自分は筆記試験前から購入して、たまに箱の中身を確認しモチベーションアップしていました。


筆記試験 テキスト代 2090円

上記のすぃ~っと合格シリーズが人気みたいですが、自分は下記のテキストにしました。

中学理科レベルから丁寧に解説って所が自分のレベルに合っていたので。

テキストは自分に合う合わないがあるので実際に手にとって見てみるべきだと思います。

免状申請費用 収入証紙代 5300円

合格後、晴れて電気工事を行うために必要な免状を申請する為に必要な費用です。


それ以外にかかった費用

宿泊費 筆記試験と実技試験の2回分 約10000円

交通費 2回分 約5000円

自分の場合は試験開催場所が遠方であったため、前乗りし、ビジネスホテルに宿泊しました。多少お金がかかっても移動や時間など、試験以外の事に少しでも気を取られない様に万全を期しました。

どんなに勉強しても、遅刻して試験を受けられないっていうのが最悪の自体ですしね。

実技試験 テキストは自分は必要なかった

筆記試験直後から、筆記の合格発表まで一ケ月程度かかり、そこから技能試験の練習をしていると間に合わない可能性もあります。その為、自分は自己採点で間違いなく合格を確信した為、早々に練習をゆっくり開始しました。

その際、実技のテキストを買おう買おうと思っていましたが、結局、技能試験まで購入しませんでした。

何故なら、Youtubeで動画を見る事によって要点や欠陥事項等詳しく説明されていますし、技能においては実際作成している様子の手元、また、時間短縮などのアドバイスもあるので。テキストにも動画は付属されているのが多いですが、自分はYoutubeのみで合格出来ました。

もはや、日本エネルギー管理センターのまわしものみたいになっていますが、こちらの複線図を書かないやり方によって時間に余裕をもって試験を受ける事が出来ました。

複線図を書かないやり方は、自分に本当に出来るか疑問だったのですが、ルールさえ覚えて、何度か練習していれば大丈夫でした。

試験の緊張状態で、限られた時間の中で、伏線図を書いてから作業に取り掛かる事は自分には難しかったと思うのでこちらのやり方が自分には合っていたと思います。

他には、ホーザンでは複線図を書いてから作業を行う動画がありますので、自分に合うやり方で練習すれば大丈夫です。

独学でも、初心者でも一発合格出来ます。DIYの幅も広がり1家に1資格を推奨かも

自分は筆記の勉強を開始した時期が3か月程度でしたが、常にやる気があったわけでは無く、1ケ月程度はダラダラと動画を、ながら状態で流していたり、2か月目で動画で気になった点を、テキストで何ページか読んだりして過ごしており、ちゃんと過去問を解いて勉強したのは残り1ケ月を切ってからでしたね。

実技に置いても毎日練習していたわけでは無く、1つ作ってから、1週間空くこともあったので、常にがっちりやっていたわけではないです。

ただ、いつも電気工事士の試験の事は頭の片隅にはおいて気にしていました。

なので、それくらいのスタンスでも、要所、要所しっかりやれば40過ぎの未経験者でも充分一発合格出来るので興味があるなら、まず申し込めば良いのではないでしょうか。

1回で合格しないと受験費用も、もったいないですしね。

第二種電気工事士の資格を取得する事で、 ホームセンターに売っているコンセントや、スイッチの部材を自分で交換や追加も出来ますし、それに伴って部屋をホテルライクなオシャレ空間への変身も何のそのです。

また、資格を持っている事のメリットとして、自分のやりたい事を自分で完結できることです。

作業を頼む場合、実現したい事を、相手(工事士)に完璧に伝える事は簡単な事じゃないし、妥協も出てきます。それなら自分で知識を持って、電気の工事が出来る事がベストだと思うんですよね。

長々と書きましたが、第二種電気工事士は独学で一発合格出来ます。

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