買って良かった革新的な穴あきイヤフォン SONY LinkBuds WF-L900 どんなシチュエーションに最適?WF1000Xm4と比較した際に何が違うのかを徹底レビュー

イヤホン・ヘッドホン

着けていることを忘れる、完全ワイヤレス 軽い、耳をふさがない、聴きながら聞こえる。

この商品コンセプトを見て、まさに自分の求めていた商品、自分の為のイヤホンなのではないかと、シンパシーを感じた為、発表後、即予約し、発売日に到着。

使いこんでみての結果としては日常使いとしては

最高では無いが、最適

発売日から使用しての結論ですが、この結論に至る理由を述べていきます。

WF1000Xm4, MOMENTUM True Wireless 2,所持者の LinkBuds 5段階評価

なんなら、モニター用ヘッドホンのSONY MDR-CD900ST、WH1000X M3等のヘッドホンも所持していますが、その中でも自宅のリビングで使用するには断然 LinkBuds ですね。穴あきというのはそれほど革新的。

それでは評価すると

装着感 3

とにかくコツが必要。最終的に耳の形に依存する。 着けているのに浮いているような感覚がしっかり固定されているのか不安になる。本体も小さく滑りやすい材質の為、出先では落としたら終わり感があり不安が残る。

しかし、きちんとハマっていると耳への圧迫感が皆無で、痒み等も出ずいつまでもつけていられる。耳にトラブル無いのは最高。

音質3.5

バランス良く、低音も200HZあたりより下は厳しいが、それ以上だとそれなりに出ており、中域、高域とも充分。バスドラムは低音より、アタック感が前に出てきており聞きやすい音。ただ音量をあげ過ぎるとバランスは崩れる、しかしコンセプトとしては自分だけのBGMな為、音量はそこまで上げるものでも無いので問題無し。

ただし、装着時のつけ方によって、音の聞こえ方が変わる為、一番よく聞こえるポイントを探す必要があり。それさえクリアすれば、確かにオープンイヤー型とか骨伝導と比べれば、かなり良い音っていう表現に納得。

通話品質 4

評価が高いだけあって、暴風警報が出ている時でも普通に会話できる。ただ、風の強い日は風の音の巻き込みが半端無いので、相手の声が聞こえずらい事があり。その場合は手で耳を覆ってあげれば解決。室内では何不自由無く通話できる。

外音取り込み 5

穴あきの効能がすごすぎて、本当につけて無いのと同じ感覚。音量マックスとかじゃ無く、BGM程度の音量にしていれば、話しかけれても気づいて会話も出来るし、これで相手を憤慨させる事も無くなり人間関係も円満に!!なるかもしれない。

WF1000Xm4のアンビエントサウンドも良いのですが、一度マイクを通すのでやはり違和感を感じるし、また、カナル型は集中したい時に使用するので、音量もそれなりに大きくしている事が多く、自分は会話時は、結局耳から外すことが多かったです。

音漏れ 1

この機種に音漏れの事を言うのは野暮だと思うが、普通に音漏れする。だって穴空いてるし。骨伝導と比べてもする。ただ、そういう製品だし、音量半分位なら許容範囲と思われ。

機能性 2

無線充電が無いのが、とにかく残念。ワイドエリアタップの反応は素晴らしく、こちらは常用しているが、イヤホンの操作方法をカスタマイズ出来るが WF1000Xm4 と同じく全ての機能を操作出来ない。

また、bluethoothのペアリングにケースを使わなければならない事や、何故か他の機種では失敗した事の無いペアリングに失敗する事があり、登録出来ない事があった。

アプリ上のバグがあるらしく、ペアリングできなくなった後、スピークトゥチャットをオフにするとペアリングできるようになるとの情報あり。実際この方法でペアリング出来ました。

※2022.04.12のアップデートにて上記バグは解消されました。

スピーク・トゥ・チャット有効時に機器登録(ペアリング)ができない場合がある事象

アダプティブボリュームコントロールの動作の改善がソフトウェアバージョン1.1.0にて解決済み。

急速充電に対応していて、10分の充電で90分間使えるのは良いが値段的にも、まっそうだよねっていう正直な気持ち。

スピーク・トゥ・チャットは便利だが、自分の環境だと電動歯ブラシの音に反応するため、歯磨き中は使えない。

使用するシチュエーションで評価が別れるガジェット、それがLinkBuds

自宅で家族との共同空間での、ながら聴きにはもってこい

自分の場合は一人暮らしでは無く、家族と同居しており、居間にいる時は、TV、ゲーム、スマホのYouTube動画等、色々な音が混在しています。

また、家族で居るので無言という事にはならないですし、少なからず話しかけられる事もあり、ターゲット層としてはドンピシャだと思います。自宅でオンラインミーティングとかはしないけど。

主に子供が赤ちゃんや幼児では無く、小学校高学年以上とかある程度、手のかからなくなった親が使用するのに適しているのかなと勝手に想像はしています。

なので、一人暮らしで自分の発する音のみ、移動も公共の乗り物を使用で音漏れに気を使う、これ一台で全てをまかないたいという方には、おススメできない商品でもあります。

それ以外に自分は野外でのヘッドセットとしての役割を担わせたいと考えていましたので、それの使用感もまとめていきます。

フードデリバリー用のヘッドセットとして使用

野外での使用、特に自転車を乗っていると(公道以外でテストしました。)風切り音をばっちり巻き込む為、片耳使用だと音量マックスでも聞こえづらい。

両耳着用の場合は風が強い日でも問題無し。逆に両方着用の方が巻き込み音が軽減されてる様な感じで環境音も変わらずしっかり聞き取れました。

また、スピークトゥチャットの機能や、物理的に環境音や人の話声も耳に自然に入ってくるため、いちいちイヤホンを外さなくても、商品を受け取ったり、配達できると思います。

しかし、穴あきイヤフォンだとしても、公道で両耳をふさぐのは問題がある場合があるので各自で確認し使用をお願いします。

あと、一番の問題が外で落としたら、小さいので探すのが相当難しい事です。

ジム、フィットネス、運動用途での使用

しっかり装着していれば外れる事はまずありませんし、耳の中が汗まみれって事も無くなり、ランニングマシンやベンチプレス等の筋トレ使用時にも問題は無かったです。

ただ装着感が浮いてフワフワしているので、自分の場合は装着している感覚が無い事が逆に気になって集中出来ないかなと感じました。

あと大丈夫だと思うのですが、トレーニング中に重量物等を扱った場合等、顔の表情が変わった場合等に外れないかなーという懸念も。アクビで外れるという報告もあるみたいなので。

なので、自分はジム用途にはWF1000Xm4を使用します。

SONY LinkBuds WF-L900の結論 マルチでは無いが、ピンポイントで真価を発揮する革新的なイヤホン

確かに今まで述べてきた欠点もありますが、なんだかんだ言って LinkBuds の使用率が一番高いです。メインにはなり得ない、これ一つでイヤホンのすべてをまかなえないのですが、物理的に耳をふさがないというのは、今まで体感した事が無い新感覚。

人によっては最高にもなり、使えないという評価にもなるのも分かる商品ですが、この商品のコンセプトをしっかり理解し、自分の使用目的に合えばこれ以上ないイヤホンになります。

自分の場合は SONY LinkBuds WF-L900 購入して、普段の生活の音と、自分のプライベートな音を気軽に結びつけることが出来るので大満足しています。

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