初めてのポータブル電源にEcoFlow RIVER2を選んだら定格出力に苦悩した

アウトドア

まず最初に過去の自分に

EcoFlow RIVER2に100Vコンセントも付いてるんだから、容量以外はもうこれで全てを賄えるなんて思っても無理だぞ、と言っておきたい。

電気を蓄えておける容量以外にも、やたら大切な定格出力がもっと大きいポータブル電源にしとけと。例えばEcoFlow DELTA 3 Plus そして全てを賄えるもののサブとしてEcoFlow RIVER2が正解かなと。

確かにデルタ3は値段は高い、高いのだけれども定格出力が低いと使用できる家電が大分絞られます。

ここら辺の価格帯の物であれば、ドライヤーも何のその。勢い余ればレンジもいける。

EcoFlow RIVER2の定格出力は300W X-Boostモード450W出力に対応も…

スマホ充電やパソコンの充電くらいなら容量的にそこまで気にならなくても、家庭用の家電を使うとなると話が変わってきます。定格出力内であっても使用できる時間との戦いになる事も理解しとかなければならないです。

そうなってくると普通のモバイルバッテリーとなんら変わらないし、災害用と考えて購入しても、無いよりかはあったほうがマシなレベルかなと。

またX-Boostモードで始動しなかった家電が動く事もあるのですが、家電自体の動作が不安定な感じになり家電の力が80パーセントくらいに抑えられた様な動作をします。

ドライヤーの冷風ならぎりぎり動くのですが、それも連続して風が出る感じでは無く、フワンフワンフワンみたいな感じ。

ポータブル電源は防災だけじゃなくキャンプ、車中泊にも使いたくなるがRIVER2では…

何万もしたポータブル電源を緊急時の為だけにただ寝かせておくのは、なんとなくもったいなく思えて車中泊や車旅にも、使いたくなってくるのは自分だけじゃないはず。

実際に自分の購入したEcoFlow RIVER2の定格300W出力だと熱を発する家電は厳しい物が多いです。ドライヤーや、IHヒーター、ポット等車中泊として使用するには定格出力が足りない、又使用できたとしても容量が256wh(計算上では256wの消費電力の家電を1時間使用出来る容量、厳密には8割程度の約205Wh)

例えばドリテックから出ているIHヒーター「ミニチュラ

8段階の火力調整機能付 「100W〜800W」なので300W固定で使用出来るじゃんと考えた訳ですが、まず始動時で600W程度の電力が必要との事。(400W出力のポータブル電源でも動いたとの報告もあり)

まずこの時点で弾かれてIHヒーターが始動しない可能性が大きいのですが、運良く始動し300W固定で使用した場合、約40分程度。以外と使えるかもと思っても実際は300W出力だとお湯を沸かすにしても10分程度、調理に使うにしても火力が心許ないと言わざるを得ないです。

お湯を沸かすのみで良いならこちらのポータブルケトルのほうがRIVER2には相性よさげ。

総評 ポタ電は容量と定格出力を用途にあわせてチョイスせよ

そもそも今回の件は自分が明確な利用目的を決めておらず、ポータブル電源買っておけばなんでも出来る感を勝手に決め込んでいた自分の無知ゆえの感想で、だからこんなにラインナップもたくさんあるという事を身をを持って分かりました。

容量が小さいだけなら「ソーラーパネル買っとけば良いっしょ」過去の愚かな自分に伝えたい

こんな勘違いをする人は居ないと思いますが、ポータブル電源選びの一助になれば。

ちなみにRIVER2は商品として間違いない製品です。アプリは使いやすいし、急速充電できるし、持ち運びしやすいし、5年のメーカー保証あるし。RIVER3に至ってはさらにサイズ小さくなってるので、サブとしては最高。

もはやラジカセを思わせる風貌。

コメント

タイトルとURLをコピーしました