Anker Soundcore Wakey を買ったけど使わなくなった理由と対策

ガジェット

スピーカーのネット越しからLEDで表示される時計

天面にスマホを置いて配線無しで充電出来るQi搭載、USBポートから2系統の充電

ラジオも聞けてBluetoothスピーカーにもなる目覚まし時計

寝室のベッドサイドにも馴染む落ち着いたデザイン

触れ込み通りの商品だったのですが、自分の最近の使用としてはスマホを充電するだけのデバイスとなっていました。(しかもUSB繋いで)

なぜ使用頻度が低くなってしまったのか、その理由と対応策を考えていきます。

Anker Soundcore Wakey ざっくり実機レビュー

スピーカーとしての音質

音質は最高に良いわけでも、悪いわけでもなく、このサイズのスピーカーレベルの標準的な音です。

分離感はあまり良くなく、高音と低音のバランスが高音よりで少し煩く感じます。

中広域は良く出ていますが全体のバランスに癖がある感じなので、付属のアプリ自体にイコライザーで調整する機能があれば良かった。

ただ、枕元で使用する音量で使用ならば、大きな不満は出ないでしょう。普通に聞く分には聞きやすい音でバランスも悪くないです。

好みもあると思いますが、bluetoothスピーカーだとSONYの物が音質は素晴らしいと思います。しかし、Anker Soundcore Wakeyはあくまでも、スピーカー付き目覚まし時計で他にも付加価値があるという事をお忘れなく!!

PC用スピーカーのレビューも

【デスクトップオーディオ用のスピーカーにTANNOY GOLD 5を購入したのでレビューしてみる】

にあげてますので良かったらどうぞ。

アラーム(目覚まし時計)としての機能

まず、Anker Soundcore Wakey単体ではアラームを設定できません。

表示される時間も、アプリを立ち上げる事でスマホの時間と同期されます。とにもかくにも、Soundcoreアプリを使わないと始まらない仕様です。

時計としての使い勝手は白いLEDライトでの表示で見やすいです。また、部屋の明るさに応じて、照度も自動的に調整されます。表示をオフにもする事も可能です。

目覚ましとしての機能はアラームの鳴る時間をアプリで15個まで設定可能、アラーム⾳は10 種類から選択でき、スヌーズ機能ありです。これだけでも目覚ましとしての機能は優秀です。

ただし、アプリでアラームの設定後はWakey単体でのアラームとして機能する為、スマホに内蔵している音楽やアラームを設定する事はできません。

睡眠導入用のヒーリングサウンドで落ち着いた気持ちで入眠できる機能

10種類のヒーリングサウンドを組み合わせ、各々に適切な音量に調整して自分だけの睡眠導入サウンドを作成可能。

作成方法もアイコンをスライダー調整するだけなので直感的に作成でき、使用時には指定した時間で止めることができます。

あくまで自分は無音じゃないと気になって寝れないほうなので、夜間にこれを使って寝れるのかなと思う派です。

しかし、反対に無音だとかえって眠りにくいという人には、適度な環境音が流れていることで、落ち着いた状態で眠りに就くことができるのでは。

自分が使うとしたら、ガッツリ寝るときじゃなくて、昼寝や仮眠等、軽く体を休めたい時に使用だと思います。

充電機能が豊富

現在最もハイパワーなクラス10Wに対応のワイヤレス充電、他に5V 2A給電のUSBコネクタ(A)が2系統あり 最大3台同時充電可能。

使い勝手を悪くしている欠点

Bluetoothをその都度接続する必要があり煩わしい

結論からいうとこれが全てです。他の欠点はこれに比べたら全然大した事はありません。

Bluetoothのスピーカーやヘッドホンは使うときに電源オンすると自動接続、使い終わって電源を切れば切断、という使い方が主だと思います。

しかし、Wakeyは常に通電している為、スマホのBluetooth設定画面から本機を選択して接続、解除時もスマホ側からBluetoothをオフにするかアプリから接続解除を選んで切断という非常に煩わしいことを毎回やらないといけません。

これをやるより、スマホのアラームを設定する方がよっぽど早いという事になるわけです。

WakeyのBluetoothボタンはペアリングしか対応していないので、ボタンでのBluetooth接続、切断に対応すれば一気にこの問題は解決するのですが。

対応策としてandroidの場合Google Playで「Bluetooth」「shortcut」と検索。

一度設定しておけばワンタッチでWakeyと接続、切断出来るアプリが何個かありました。

自分は「Bluetooth device shortcuts and tiles」というものを使用しています。有料ですが、もはや便利すぎて手放せません。値段も210円でしたし。

探せば無料のもあると思いますので自分と同じくいちいちBluetoothの接続、切断をやってられないって人は探してみると一気に仕様頻度があがると思います。

マルチペアリング非対応

複数のデバイスを切り替える場合には、その都度イチからペアリングし直す必要があり。せめて、数台分はペアリングした機器を記憶してスムーズに接続できるようにしてほしいです。

Qi の充電が失敗する事がある

Wakeyだけに限った事では無いのですが、とにかくQi の充電位置がシビア。充電器に置いてランプが付いているのに本体が熱くなってるだけで、ほぼ充電されてないか恐ろしく遅い時があります。

朝起きた時にスマートフォンのバッテリー容量が100%じゃない悲劇に見舞われます。

ワイドFM,AMに対応していない

スマートフォンであってもFMは聞けるものが多いので、バッテリー型じゃなく据え置き型ならAM、もしくはワイドFMには対応していて欲しかったです。

Anker Soundcore Wakey セール価格について

Anker製品はamazonのセール時に一緒に割り引かれることが多いです。

普段の値段はブラックの場合、「8999円

自分が買った時は25パーセントオフの「6749円」でした。

2020ブラックフライデー、サイバーマンデーの際は今までで最安値の30%オフ「6299円」 

これから、年末、年始にかけてamazonもセールが始まりますので、欲しいと思っている方はセールを狙ってゲットしましょう。

Amazonタイムセール祭り『年末の贈り物セール

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総評 Anker Soundcore Wakey は結局買いなの?

実際に自分が使用して不満に感じる点はBluetoothの毎回の接続、切断問題でそれ以外は重箱の隅を楊枝でほじくる位の不満だと思います。一世代目としてはそれくらい完成度は高めです。

値段においても定価で8999円で機能は豊富。

Bluetooth接続機能、Qiチャージャー機能やUSB給電端子など、欲しい機能が凝縮されていて、枕元にあると便利な現代版のクロックラジオです。
LED表示を含めデザインも格好良く、アプリも繋げれば不満はありません。

Anker Soundcore Wakeyは2019年7月に発売されて一年以上経過しているので、次回作があるとしたら今回挙げたデメリットを克服してくると思っています。

しかし値段もセールでは安く買えますし、自分でBluetoothのショートカットアプリを導入したことにより、また毎日使うようになりました。

総評としてはこの値段、この機能、買って間違いなし。

それではグッドラック!!

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